2022年11月21日更新

ゲストハウスとは?ゲストハウスの特徴と魅力について

ゲストハウスとは?ゲストハウスの特徴と魅力について

ゲストハウスとは、出会いや交流を楽しめる宿泊施設です。
カジュアルな雰囲気で、ドミトリーであれば1泊あたり3000円ほどと安価なので旅人によく利用されています。
人との繋がりを大事にされているゲストハウスには共有のスペースを設けていることが多く、他の宿泊者、スタッフの方、地域の人々と交流することができます。
国籍、年齢、職業などが違う人々と出会うことができる非日常的な空間です。
ゲストハウスを知ってる方も知らない方もゲストハウスの特徴と魅力を知ってゲストハウスをもっと楽しみましょう!

この記事ではゲストハウスの特徴と魅力、歴史、宿泊前に知りたい設備、アメニティ情報などを紹介します。

ゲストハウスとは 特徴と魅力

ゲストハウスと聞いて「バックパッカー」や「2段ベット」などを思い浮かべる方が多いかと思います。 実際に、ゲストハウス共通の特徴は、

  • 素泊まり
  • トイレ、シャワーなど水回りは共用で使用
  • 他の宿泊者と相部屋(ドミトリー)で寝泊まり
  • 安価で利用できる
  • 共用スペースがある
  • 海外の方がよく利用する

で、バックパッカーというイメージがしっくりきます。

バックパッカーの方ばかりだと利用しにくいな...と思われる方もいるかと思いますが、実際には宿泊者のほとんどが一般の旅行者の方です。
なぜ一般の方に多く利用されているかというと、「ゲストハウスならではの交流」ができるからだと思います。

ゲストハウスでは、他の宿泊者と接する機会が多いので自然と会話が始まります。
実際に共用スペースの使い方がわからなかった時に、他の宿泊者の方に教えてもらってそのまま一緒にご飯を食べに行くなどの経験があります。
このようなささいなことがきっかけで交流が始まり、他の宿泊者の方やスタッフの方といい関係性ができた時にゲストハウスを利用してよかったなと感じます。

一人旅が少し寂しいなど感じる方はちょうどいいのではないでしょうか。
もちろん交流以外にも、価格が安い、古い古民家での宿泊、立地がいいなど様々な魅力がたくさんあります。

交流が盛んな月光荘

老若男女問わず交流が盛んな月光荘

様々な特徴があるので魅力的なゲストハウスを探せる!

ゲストハウスを利用したことがない方には、ホテルと比べてハードルが高いと思われる方がいると思います。
そのような方には、自分に合ったゲストハウスを探してみるのをオススメします。

個室

ドミトリーが苦手な方やカップルで利用したい方は個室が用意されているゲストハウスをオススメします。 プライベートな空間でゆっくり過ごし、自分のタイミングで共有スペースで交流をすることができます。
また、ドミトリーであっても空間を仕切られているゲストハウスもあるので一度ドミトリーの写真を確認してください。

飲食店併設、食事付き

素泊まりが多いですが、食事を提供していただけるゲストハウスもあります。
また、カフェなどの飲食店が併設されているゲストハウスもあり、夜は他の宿泊者の方やスタッフの方とお酒を飲みながら過ごし、朝はコーヒーを飲みながらゆっくり過ごすことができます。
飲食店併設の場合は、ご近所の方も利用されるので地元の方との交流もできます。

古民家、町家

古民家をリノベーションしたゲストハウスで過ごす時間は非日常的で、その土地の生活の一部を実際に体験できるのでオススメです。
特に京都では昔ながらの町屋を改装したゲストハウスが多いので一度利用してみてはいかがでしょうか?

女性専用

女性が安心して宿泊できる女性専用のゲストハウスもあります。
また、女性専用ドミトリーを用意しているゲストハウスもあるので女性の方も安心してゲストハウスを利用することができます。

その他

その他にも「おしゃれ」、「静か」、「ギャラリー併設」など様々な特徴のゲストハウスがあります。

ぜひ自分にあった魅力的なゲストハウスを探してみてください。

宿泊前に知りたい設備、アメニティ情報

どのゲストハウスもある程度の設備、アメニティーが用意されています。
実際の経験を元にあるものとないものを分けたので参考にしてください。

ある Wi-Fi、ベッドのコンセント、ベッドの照明、シャワー、シャンプー、ボディソープ、ドライヤー、ハンガー、貴重品ボックス、タオル
あるかも サンダル、フリードリンク、地図、電子レンジ、食器、調理器具
ないかも レンタサイクル、駐車場、食事、歯ブラシ、スリッパ、加湿器、洗濯機、乾燥機、コインランドリー、浴槽
ない 充電器、アイマスク、耳栓、寝巻き、着替え、コンタクト洗浄液、アイロン

僕の場合、歯ブラシと着替えとコンタクト洗浄液だけでだいたいなんとかなります。
施設によって用意されてるものが異なるので事前に公式サイトでご確認ください。

ゲストハウスの歴史

ゲストハウスの歴史は、古代シルクロードの時代まで遡ることができます。
アジアとヨーロッパを行き来する際に利用された宿泊施設がゲストハウスの始まりだと言われています。
長距離での移動で安心して寝泊まりできる場所として利用されていました。
当時は「キャラバンサライ」と呼ばれていたそうです。
行商人同士の交流が盛んだったようなので「交流」というのはゲストハウスにとって大事な要素なのかもしれないですね。

そして移動手段が発達することで、一般人でも世界中どこでも旅ができるようになったのがきっかけでゲストハウスが増えたそうです。

日本でゲストハウスが作られたのは、オリンピックや大阪万博で海外からのバックパッカーが増えたのがきっかけと言われています。
その後、外国人観光客が増え続けて現在では2000件ほどのゲストハウスが日本で営業されています。

古代から「旅と交流」という魅力が受け継がれているのがロマンですね。

ゲストハウスとホステルの違い

ゲストハウスを調べるとホステルという文字も目につくかと思います。
イメージ的には、ゲストハウスは「家」、ホステルは「ビル」で収容人数に差があると思います。
施設の大きさによってはスタッフや他の宿泊者との距離感などに差があるかもしれませんが、基本的にゲストハウスとホステルに大きな違いはないと思っても大丈夫だと思います。

京都のゲストハウス

京都は1年を通して観光客が訪れるので日本の中でもゲストハウスが多い都市です。
京都らしい町屋のゲストハウスやおしゃれでスタイリッシュなゲストハウスなど魅力的なゲストハウスがたくさんあります。
観光地があらゆる場所にあるのでどこに宿泊しても充実して過ごせます。
京都は海外からの観光客も多いのでゲストハウスで国際的な交流をすることができます。

ぜひゲストハウスを利用してみては

「旅と交流」に魅力を感じる方には、ぜひゲストハウスを利用することをオススメします。
その他にもゲストハウスには魅力がたくさんあるので、ぜひ自分にあったゲストハウスを探してみてください。